太閤下水(背割下水)見学施設 (大阪谷町4丁目 南大江小学校横)
建築の報告書提出の帰りに大阪の太閤下水(背割下水)を通ってきました。太閤と言われてますが江戸時代(1650年)の町割によって造られまだ現役です。
その造りと水の流れを見ることが出来る見学施設です。今も現役の下水設備。水が詰まることなく流れはスムーズ。パリでも下水施設を造り始めたのは19世紀後半。この頃に下水設備が整っていたのはすごいです。
大阪 地下鉄 谷町四丁目の駅から南西へ250m
南大江小学校の敷地内を流れている太閤下水
この標石が目印です
奥にはこの下水の歴史の説明、紹介のパネルがあります
こちらがパネルの右側
右上の写真は人が入っている時のもの
結構深いんですね
下水を覗き込んだ画像です。ガラスへの映り込みで見づらいですが、水色の↑の上が水流です。水が詰まることなく勢いよく流れていました。
谷町四丁目から西の
松屋町筋
人形と花火で有名です
子供のお菓子やおもちゃを売るお店もあります
五月人形の商品がずらりと並んで
兜のように屋内で置物として飾る小さい鯉のぼりもあって
可愛かったですよ
公園の桜も見ごろ
満開
もっと青空なら良かったのですが・・・
空一面均等に白い雲に覆われてました
大阪の歴史に触れた一日でした。
太閤下水の辺りの町も碁盤の目に整備され、その時に背割下水が造られたとか。
日本が誇れる上下水の設備。現代は化学物質などが多用されていますが、上水道のきれいで安全な水の供給はありがたく、その継続を願いたいものです。