北斎 富士を超えて あべのハルカス美術館2017年10月6日から11月19日まで
あべのハルカス美術館で開催中の展覧会「北斎~富士を超えて~」にやって来ました。開催後初めての日曜日だからでしょうか?11時頃でも入場が45分待ちになっていました。
最も有名な波「神奈川沖浪裏」の展覧会ポスターです
富嶽三十六景 駿州江尻 」(大英博物館蔵のポストカード)です。
突風発生の瞬間を絵にした面白い構図の浮世絵です。
赤い箱?に目をやった瞬間に、風に巻き込まれてしまうような視覚効果を感じます。
富嶽三十六景のうち24作品が次期パスポートの見開きに印刷される予定です
「桜に鷲図」(氏家浮世絵コレクション蔵のポストカード)
北斎84歳の肉筆画の作品です。
この絵の展示はありませんでした
肉質画が多いと聞いていたので、この「西瓜図」の本物を観ることが出来るかも!!と期待していました。
この展覧会の図録には載っていたのですが、出品目録には載っていなくて・・・上の布に染み浮き出てくる果汁をどんな風に描いているのか、本物を観たかったのに・・・残念でなりません 北斎79歳の時の作品です
「富士越龍図」~10/29まで展示
北斎が90歳。亡くなる3ヶ月ほど前に書かれた絵です。この絵には右下に年齢だけでなく生まれ年も書いてあります。
まるで北斎本人が龍となって昇天していく図のように見えて、感慨深い作品です。
あべのハルカス美術館の上の階、17階のカフェで、カプチーノアート「北斎カプチーノ」を味わえるらしいです。波のしぶきが細かく描写されて、迫力あります。
観覧後などの休憩にどうぞ
(株)マサキ工務店 髙瀨